よくある質問
エスロンネオランバーFFU
Q. FFUとFRPは違う素材ですか?
A.
FFUは、Fiber reinforced Foamed Urethaneの略で、熱硬化性樹脂発泡体(硬質ウレタン樹脂)をガラス長繊維で強化した軽量耐食構造材です。
FRPは、Fiber Reinforced Plasticsの略で、ポリエステル系等の熱硬化性樹脂をガラス繊維の補強材で強化したプラスチック(ポリエステル樹脂)の事で、異なる素材です。
Q. その他素材覆蓋の受枠の形状に合わせたFFU蓋の製作は出来ますか?
A.
FFUは加工性に優れるため、他素材覆蓋の既設受枠形状(高さ15mm以上)に対応した覆蓋の製作が可能です。
Q. FFU材料の販売はしていますか?
A.
FFUは、材料のみの販売をしておりません。
FFU製品の製造加工には専門の技術・知識が必要なため、積水化学工業株式会社の指定加工工事店に認定された工場でFFUを加工し製品を製造しております。
Q. FFU製品の製作はどのように行なうのですか?
A.
FFUは、二液混合の専用エポキシ系接着剤を使用し組立加工するため、素材が一体化した非常に堅牢な製品の製作が可能です。FFUの接着面は、無理に剥がそうとした場合、接着面が母材破壊するくらい強固に接着しています。
二液混合の専用エポキシ系接着剤の混合率を間違えると接着強度を満たしていない蓋等の製品を製作してしまい人命に係る恐れがあるため、専門の技術・知識が必要です。
Q. FFUの切欠加工する際には、どのような機械が必要ですか?
A.
FFUは基本的には木材と同様の加工が出来るので、従来の木工用や金属用の工具で対応が可能です。
FFUはガラス長繊維が含浸しているので、普通の刃ではすぐ摩耗してしまうため、超硬チップソーや金属用ジグソー等を使用して切り出し等の加工をしています。
FFU製品の切欠加工には専門の技術・知識が必要です。切欠加工が必要な場合は当社に御問合わせ下さい。
Q. 耐久性について
A.
FFUは吸水量が少なく腐朽することがないため、施工時の強度や寸法精度を長期に維持することが出来ます。FFU製品は全国各地の下水処理場で、納入後20年以上たった今も問題なく使われております。
覆蓋診断など、長期間使用いただけるサポートも充実し、廃棄物の削減に寄与しています。
Q. 環境への対応について
A.
FFUは、3R(Reduce、Reuse、Recycle)で地球環境の保護に貢献します。
- Reduce(リデュース=廃棄物を出さない)
FFU製品は全国各地の下水処理場で納入20年以上たった今も問題なく使われております。
覆蓋診断など長期間使用いただけるサポートも充実し、廃棄物の削減に寄与しています。 - Reuse(リユース=再使用する)
FFU製品は加工性に優れているため、現場条件変更等にも柔軟に対応します。
製品の再利用によりライフサイクル延長を図ることができ、廃棄物の削減や交換コストの低減に貢献しています。 - Recycle(リサイクル=再資源化する)
工場内で発生した端材や市中からの回収品から、新品とほぼ同等の強度を持った構造材を製作する技術を確立しております。廃棄物の再製品化への取り組みで、更なる環境対応を目指します。